
無料、またはできるだけ安くワードプレスを使えるサーバーを調べたよ
このブログはワードプレスを使って書いています。最初に始めたのは2010年。2014年に一度やめて2019年に戻ってきました。

歴は長いけど内容薄いしサボリすぎ・・・
心機一転(笑)ブログを再開するにあたり、最近評判がよさそうなレンタルサーバーを調べてみました!
私が探したサーバーの条件
できたら無料、もしくは低価格
ブログ専用でつかうためあまり高性能、高価なサーバーはいりません。そもそもそんなにアクセスないし。。。低コストで運用できるサーバーを探しました。
ディスクがSSD
仕事柄、長く稼働しているHDDのサーバーも使っていますがSSDのサーバーと比べるとディスクの書き込み、読み込みスピードがSSDは段違いです。webサーバーとDBサーバーを分離している場合webサーバーは別にHDDでもよいと思います。でもDBサーバーはディスクIO高い方がいいです。レンタルサーバーは1台でwebもDBも機能詰め込むので読み書きが速く価格も安くなったSSDを選ぶべき。
もちろんメモリ性能も大事です。メモリが多く積まれているに越したことはありませんがSSDのディスクが標準で使えるサーバーを探しました。
評判がいい!!
普段から買い物は価格.comで順位や評判を見てから買うタイプです。やっぱり評判いいところが安心します。ネットで調べていると昔良かった時の記事を見てしまうこともあるので評判の鮮度は気にしながら調べました。
独自ドメインが使える
ブログのURLは以前と同じもので運用をしたかったので既に持っている独自ドメインが使えるサーバーを探しました。
googleアドセンスができる
ブログ内の広告テスト用でも使いたかったのでgoogleアドセンスなど広告が設定できることも判断基準としました。
選ばなかったサーバー条件
続いて、逆にサーバー選択から除いた条件です。
老舗のサーバー
今回、せっかく新しく始めるならと昔から有名、かつ安定感も抜群なエックスサーバー、さくらインターネットは選びませんでした。
特ににさくらインターネットはとてもお世話になっています。でも知っているが故に今回は選外です。
さくらはトラブルに強くプロに好かれるイメージ。実際、記憶に新しい2018年9月北海道地震では停電状態の中、60時間を自家発電で巨大なデータセンターを維持しました。当時お客様のサーバーが多数あったので停電の状況を固唾を飲んで見守りましたが結果的に余力を残して停電を乗り切りました。
さくらはあの障害に耐えたことで更にデータセンター運営の株を上げました。(この記事を書きながら当時を思い出し少し胸熱です)。他の有名データセンターはあの規模の災害で耐えれるのか・・。
さくらインターネット
月額129円からの「さくらのレンタルサーバ」
エックスサーバー
WordPressの運用に特化したレンタルサーバー『wpXレンタルサーバー』
VPSは選択外
今回のブログ用サーバーではVPSを選びませんでした。私は別にVPSも管理しています。このブログも同じVPSで同居させてしまおうか・・とも思ったのですが、今回は最新レンタルサーバーの使い勝手が知りたかったのでVPSは選外です。
私が使っているVPSはConoHa。充分のスペックで価格も安いです。おすすめ!
転送料無料、初期費用無料、オールSSD…こんなVPS、日本にたった一つ 月額630円からの「ConoHa VPS」
上でもさくらへの熱い思い(笑)は書きましたがVPSもさくらインターネットはおすすめですよ!
今回、管理人が厳選したレンタルサーバーはこれっ!
当ブログを行うためのサーバーなのでまぁトラブルあってもいいやくらいの気持ちから、安心感より評判や新しさを重視して厳選しました。でも選んだのは最終的に1つ。まずは気になりながらも残念ながら契約までに至たらなかったサーバーからご紹介します。
とても悩んだけど残念ながら落選したレンタルサーバー
スターサーバー(無料プランあり)
いろいろ調べたところ、私の条件のうち「独自ドメイン」「googleアドセンス」を許容してもらえる無料のレンタルサーバーはまずなかったのです。しかしスターサーバーは無料プランで独自ドメインが利用可能でした!
月額126円(税抜)からのクラウド型高速レンタルサーバー、スターサーバー
上記のような説明文なので有料限定サービスかと思いきや、スターサーバーはなんと無料でワードプレスを使えるプランがあります!
ちょっと見つけづらいですがスターサーバーのトップ画面から一番下までスクロールすると・・

無料プランの入口があります。
無料プランなのでディスク容量少ないしスマホで広告が出てしまうといった事はありますが無料で独自ドメインが使えるのは素晴らしいです。いろいろ調べたところサーバーの安定感もあり無料プランでもしっかりメンテナンスされているようです。
当ブログを運営するためには少し容量が足りず、条件も少し満たなかったので今回無料はあきらめましたが、初めてレンタルサーバーでワードプレスを使ってブログを始めてみたい方や外部公開のため一時的にWordPressを立ち上げたい方などにとってはとても貴重なサービスです。
また、スターサーバーには当然有料プランがあります。無料はあきらめて有料プランの検討を行いましたが、新しもの好きの琴線に触れる別のサーバーを見付けてしまったため今回は選外となりました。

1年前だったらスターサーバーにしていた気がします。残念!!
mixhost(ミックスホスト)
最後まで悩んだサーバーがMixHost。新しめのサービスながら評判がめちゃいいんです!!
速い、安い、うまい(はないですが・・)昔の吉野家のキャッチフレーズのようです!
確かに仕様を見ると充分すぎるスペック。もちろんSSD。自動バックアップまでついていて契約途中でもプランの変更が可能とのこと。ホームページにも書かれている通りまさにクラウドとレンタルサーバーのいいとこ取りです!
料金は880月(3年契約前払い)とスターサーバーの安いプランよりもちょっと高めなのになぜ管理人が惹かれたかというとLiteSpeedというwebサーバーを使っているところでした。

ちょっとここでwebサーバーの話
webサーバーとはホームページやブログを公開するために必要な機能です。私はこれまで自分でサーバー構築するときはapacheというwebサーバーを使ってきました。
apacheは今でもかなりのシェアを誇るwebサーバーですが少し古く、近年ではnginxというwebサーバーがapacheよりも新しく速く動くということでシェアが上昇してきたのです。
しかしnginxはapacheと互換性はなく、nginxのお作法を覚えなければなりません。
自分もどこかでnginxをやらなければと思いつつもなかなか手が出せずにいました。
ここで今回のLiteSpeedの登場です。なんとLiteSpeedはapacheと互換があるのです。つまりはいままでの知識で使えてしまうということ!
また、速度がnginxよりも断然速いとのうわさ。htaccessも使えるとのことでnginxを新規で始めるよりもだいぶハードルが下がります。
これはちょっと試したくなってしまいました!!

上で紹介したスターサーバーはnginxでした
という訳でミックスホストを最後まで悩んだのですが、なんと!更に気になるサーバーを見付けてしまったため落選です。
今回選んだレンタルサーバーはカラフルボックス!!
カラフルボックス
カラフルボックスを調べると、スペックやサービスなどミックスホストと瓜二つです。どうやらカラフルボックスの方が後発のようでミックスホストのいいとこを更に上書きしたようなプランを出したみたい。
ミックスホストはカラフルボックスに対抗して同等のプランでは見劣りしないよう対抗策を講じていまのプランになったようです。
項目 | カラフルボックス BOX2プラン | ミックスホスト スタンダード プラン |
料金 | 880円/月(3年契約前払) | 880円/月(3年契約前払) |
無料お試し | 30日 | 10日 |
SSD | 150G | 150G |
バックアップ | 東京⇔大阪自動 | 遠隔地へ自動 |
CPU | 仮想3コア | 仮想3コア |
メモリ | 4G | 4G |
転送量目安 | 2T/月 | 2T/月 |
MySQL | 無制限 | 無制限 |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed |
コンパネ | cPanel | cPanel |
この表でいったら違いは無料お試し日数と遠隔バックアップ先の明記有無しかありません(笑)ほかにもホームページに表記されてる仕様はとても似ています。

じゃあなんでカラフルボックスにしたの?
なぜカラフルボックスを選択したかというと、カラフルボックスはさらにもう一段階低額のサービスBOX1プランがあるのです。
項目 | カラフルボックス BOX1プラン | カラフルボックス BOX2プラン |
料金 | 480円/月(3年契約前払) | 880円/月(3年契約前払) |
SSD | 30G | 150G |
CPU | 仮想1コア | 仮想3コア |
転送量目安 | 1T/月 | 2T/月 |
メール送信制限 | 500/時間 | 1000/時間 |
違いはこのくらいです。BOX1は少しSSDのディスク容量が少ないですがとても低コストで運用が可能です。このスペックが500円を切るとは数年前ではちょっとあり得ないです。
私はいまのところWordPressしか使わないしメール送信も使いません。BOX2はオーバースペック気味ですのでBOX1で充分です。
もしディスクが足りなくなれば上位プランへのアップデートをするだけで済みます。この辺りの機能はもはやクラウドサービスのようです。

カラフルボックスに決定!!
BOX1はファイルサーバーでの利用や画像、動画コンテンツが多いサイトの場合は30Gだと物足りません。ディスク容量のほか転送量が多いサービスを運営すると速度制限に影響すると思いますので上位プランをおすすめします。でもレンタルサーバーのスペックと考えたら上位プランでも全然リーズナブルです。
mixhostとの比較では後出しじゃんけんの強さは否めませんが決め手は低価格プランがあったこと。あとは新しすぎるので今後どうなってゆくか期待を込めて見てみたかったところです。
実際にまだカラフルボックスはあまりネガティブな記事がほとんど無いように感じます。これから使ってみて気になる点などが出てきた時にはまた記事を作ってみたいと思います。
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