今後のご近所付き合いに関係してきそうな部分もあるので忘れないようにメモ
3/4建物の境界と解体についてで書いた境界話の続き。
既に引っ越してしまっている事もありウチの北側にあたるおうちにお話できるタイミングは3/11しかなかった。
まず工務店さんの打ち合わせから帰ってきて最初にお隣に伺う。
今日はお父さんがいらっしゃるようで玄関に出ていただく。
私:先週お母さんにお話をさせて頂いた境界の話の件で伺いました。
隣:妻から話は聞いたけどいまいちよくわからない。境界の件なんてどんな話だ。
私:古い土地で正式な境界が不明のようなんです。解体する際にどこで壁を切ればよいかわからないので一度相談して欲しいと工務店さんから言われまして。ちょっと塀をみてもらえないでしょうか?
隣:境界なんて登記簿とかでわかるだろ。なにを確認しなきゃいけないんだ。
私:登記簿に面積はのっているんですが境界のプレートがないみたいなんです。
隣:そんなものこっちもしらんよ。この辺を開発した○○商会に確認して業者同士やってくれ。
私:○○商会にも聞いたのですがなにぶん古くわからないと言われたんです。
市役所にも行ったし測量図の作成をした家屋調査士さんにも聞いたのですが古くてわからないと言われまして・・。
隣:それを私に言われても困るよ。○○商会と業者で勝手にやってくれよ。なんで私が確認しなければいけないんだ。
私:いやー、○○商会は勝手にやってくれって言われるだけですよ。工務店さんからも当事者同士で話をしてくれといわれまして。ちょっとだけでも一緒に見て頂けませんか?
隣:だからなにを確認しろといってるんだ。今ブロックとフェンスがありそこが境界だろ。それでやればいいじゃないか。
私:いや、僕もそう思うんですが古くて正確な境界がないみたいなんです。正式な境界プレートがないと解体時にどこまで塀を解体すればいいか分からないと言われたんです。曖昧だから一度お互いで話をしてくれと工務店さんに言われまして・・・。
隣:なんなんだ、お前は!!それは確認して境界を広げたいと言っているのか?お前はそういういやしいヤツなのか?
(え、なんでここまで言われなきゃいけないんだ??と思いつつ)
私:いや、そんな事一言も言ってないですよね?現状を一緒にみて欲しいと言っているだけなんです。
隣:だからなんで私が確認しなければいけないんだ。○○商会や登記簿で確認すればいいだろ!
(なんと言えば一緒に見てもらえるのか・・・。ただ壁を切る場所を確認したいだけなのに。まさかこんな風に言われるなんて思ってもよらず軽く混乱してきた。)
私:・・わかりました。もう少しで工務店の人がくると言っていたので私ではなく工務店の人に話をしてもらえればよいですか?
隣:だから、現状のままやればいいって言っているんだ。そんなに自分の土地を増やしたいのか?
(なんだろ、まともに会話のキャッチボールができない・・。俺はお隣さんにとって悪者なのか?とも思い始めるけど)
私:そんな事思ってもないですよ!現状の境界を一度お互いで確認しようと言っているんです。
隣:あんたの家はあんたで3代目だ。○○商会は事情も分かっているだろうし○○商会に聞けばいいだろ。最初に住んでいた××さんは・・・
(××さんのプライベートな話がでるので割愛)
私:僕は前に住んでいた△△さんしか知りませんがそんな話を○○商会にしても古いからって結局なんにもしてくれないですよ。
隣:だから素人の私に言われても困るといっているんだ。
私:僕も素人です。家を建てるのに工務店さんに確認して欲しいと言われたから言ってるだけなんですよ。壁をどこで区切ればいいか確認して頂きたいだけなんです。一緒に見てはもらえないですか?
・・・ここでようやく靴を履いて頂ける。
玄関を出て頂き、4メートル程度先にあるお互いの家のブロックの所にきてもらえる。
私:ここのブロックが全部つながっていてどこが境だかわからないんです。ペンキではちょうど境界フェンスの柱を境に色が塗り分けられているのですがこれは正式な境界ではないようなんです。
隣:このペンキをどちらが先に塗ったかはよくわからないけど現状、このブロックの中央が境になってくるんじゃないのか?
私:そうですよね、私はその確認だけをしたかったんです。
隣:それでいいんじゃないか?
私:よかったです。一緒にみてそれだけ話をしたかったんです。
(ようやく目的の話ができた!!お互い思いは同じだった!!)
隣:それならいいよ。まぁ建て替えて日照権の問題とかあるかもしれんけどそれはまた・・・。
と言って玄関に戻って行った。
え???日照権?
ようやく塀を見てもらうことができ、境界に関してお互いの確認は行うことができた。
ところが最後に日照権の置きセリフ。
この時点で多少顔が引きつりずつお父さんをお見送りした。
なんだよ日照権?俺訴えられるのか?普通の2階建てを建てるだけだぞ?
建築確認でその辺もパスできるんじゃないのか?
結局のところ・・・・
お隣のお父さんには何か不安に思わせる事をいったのだろうか?
まさか塀の状況確認でブロックを見てもらうまでにこんなに苦労するとは夢にも思っていなかった。
いままで挨拶程度の関係ではあったが6年間隣にすんでいたお隣りさんのイメージではなかった。
逆に向こうもそう思っているのだろうか?ただただギクシャクした関係で生活したくないから確認する部分は話をさせてもらおう思っただけなのにこうも会話のキャッチボールができないとは・・。
日照権?という新たな不安点を生みつつ、まずは目先の引越しを完了させるため荷造りに戻った。
この記事だいぶ長くなってしまった。
でもこの時の会話を忘れないようなるべく詳細を書いたつもり。
この先、お隣さんと変な関係にならない事を切に願う。
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